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一昨日、いつもお世話になっている方のとある祝賀会に行ってきた。
高齢の方なのだが、未だに溌剌としていてお元気で、こっちまで元気を分けてもらってしまった。
同封されていたその方の解説によると、承久2年10月8日、後鳥羽上皇のために醍醐寺成賢が修した「普賢延命法支配状」に、「団・酒直料」として出てくるお菓子なのだそうだ。
これが「団」というもので、歓喜団(歓喜丸・聖天団)というもので、「餅菓子」の一種で歓喜天を祀る時は必ず供えるのだそうだ。
それが現在でも作られているというのだ!!
今の形になったのは、これまた同封されていたお店の解説によって、江戸中期くらいだということが書かれていたのだが、小豆餡とごま油で衣を揚げていることを考えると頷ける話である。
なにはともあれ、史料に出てくる実際のお菓子をまさか食べられるなんて思わなかったので、うれしかったねえ!
しかもおいしい!!うまいぜ!!歓喜団!!!あんこもおいしいし、衣もおいしい!!まあ、そんな具合で大変にうれしかったわけです。
ありがとうございます!!