エストニアから無事生還した。


いやあ楽しい旅行であった。


順次写真等含め、旅行記を記すべし。


ただ、忘れないうちにいくつか、写真だけでは伝えきれない点を書いておこう。



1、水について
欧州では、もっぱら水道水は飲めず、売っている水も硬水というイメージがあった。


水道水はさすがに飲まなかったが、売っている水はむしろ軟水が多かった。エストニアだけか?


特に良く飲んだ水が、Saaremaa Vesiというエストニアにあるサーレマー島というところで採れた水と、Everestという隣国ラトヴィアで採れた水である。エヴェレストと書いてあるが、ラトヴィアにエヴェレストはないはずである。


どちらも軟水で、スーパーで買うと、0.5ユーロくらいで500mlが買えるのだ!!安い安すぎる!

結構うまいし!日本で水買うとやっぱり高いなあ。欧州では水買うものだから、安いのも当然なのかもしれんが、これでも消費税が20%かかっているから驚きである。

欧州では普通の水と炭酸水、フレーバー付きの両者が売っているのだが、この炭酸水が曲者である。サーレマー島の炭酸水はまだマシだが、なんかよくわからんやつを買って飲んでみたら、やたらしょっぱい炭酸水なのだ。よくみるとリトアニアで欧州バスケ選手権みたいのがあって、その公式水だというのだ。水と塩を両方摂取しようという目論見なんだろうが、日本人にはうけないわ。かなりまずかった。海水とも違って、ほんとにちょっとしょっぱい炭酸水なんだもん。



2、テレビについて
ホテルでいろいろな局のテレビが見られた。
ETVというおそらく、Estonia TeleVision、エストニアの国営放送だろうという番組とエストニア国内の番組、BBCWorldNews、EuroSportなどをよく見ていた。

まず、どの局をつけても、日本のことはほとんどやっていない。向こうにいる最中、時間帯にもよるだろうが、日本人をテレビでみたのは、菅総理と野田新大臣だけであった。


BBCでは、ほとんどリビアカダフィ政権についてやっていた。テレビでは銃を乱射する民兵やロケットランチャーを撃つ軍人などが繰り返し移しだされていた。他にも、死体を埋葬するシーンが映し出されていた。


日本でこういうニュースをみても、上記の場面はほとんど出てこないし、まして死体が映ることは稀有である。


ずいぶん報道の仕方が違う印象を受けた。


またドラマやアニメがやっていたのだが、多くは英語のドラマであった。

面白いのは、その吹き替えである。字幕が出る場合もあった。多くは、子供だろうが女だろうが、英語の音声が小さい声で残ったまま、おっさんの声で上からそのままかぶせてくるのだ。たまに口の動きにも合ってない。


二つの音声が聞こえてくると、エストニア人にとって、単純に聞き取りにくくないのか?


不思議である。まあ、どちらにしても何言ってんのかよくわかんなかったんだけどね。


いやあ、とにかく異文化交流、文化がちがーうと思ったものである。もう一度行きたい!!エストニアいい国!!一気に惚れたぜ!