本日は、昼まで寝て、その後等持院へ。


今日まで秋の特別公開で長谷川等伯狩野探幽などの絵画などが展示されているのです。


中でも重要なのが、足利将軍関係の古文書類。思ったよりもたくさん出ているではないか!!


尊氏・直義・義晴・義尚の古文書に重要文化財の等持寺絵図。等持寺絵図は尊氏から9代義尚までの花押が押さえていて、将軍家が代々等持寺の敷地を安堵していたことを伺わせる史料である。二条通・三条坊門(御池通)・高倉通万里小路通に囲まれた一角に建立され、尊氏邸をそのまま寺院化したものと見られる。現在は廃寺になっていて、結局衣笠の等持院に吸収されたんだよね。元は別々だった等持院と等持寺は一つになったから、等持寺絵図が等持院に伝来しているわけだ。


今はほとんど文化庁が保管しているみたいだけど、等持院のモノと係の人が仰っていました。他にも尊氏の号である仁山の賛が入った尊氏自筆と伝わる達磨大師像や夢窓疎石の書が出ていたりと見応えがあった。あんまり期待していなかっただけに。


そして先日、盗難被害にあった尊氏公の座像に拝謁して参りました。尊氏公の左手が取り去られていて、無惨な姿に・・・そのおかげか等持院も防備に取りかかることにしたらしく、ガラス板のようなものと赤外線のようなものを将軍家の像の前に設置するようです。被害がなくなるのなら、その方がよいのです・・・


しかし左手を取った糞野郎はどこにいやがんだ!!とっつかまえて裸に品向いて高瀬川に放り込んでやる!!許せねえ!!天罰が下ることを祈るのみ!!



墓前で受験合格の感謝の意をお伝えし、庭を一周してから帰路についたのであった。この時期の等持院は本当に綺麗である。もう少ししたら紅葉も色づいて綺麗になるであろう。