実家レポ〜其の弐〜

実家に帰っている間、念願の鎌倉へ行くことができた!!


かねてより実家へ帰った折には鎌倉へと考えておったのですが、費用と時間を鑑みるになかなかいくことができなかったのですが、今回は青春18切符を使ったため、費用負担はほぼ無しで行くことができたのです!!


地元栃木県から湘南新宿ラインを使って約弐時間半。朝7時起床!北鎌倉の駅に着いたら、もう10時半ですよ。
そう、鎌倉の地に降り立ったのは、実に小学校6年生の時の修学旅行以来!

小学校の時には湘南新宿ラインなんぞなかったからねえ!今では湘南まで一本でいけちゃうんだから本当に便利な世の中になったもんですよ!!

もうかれこれ12年ぶり!干支が一周している!!



北鎌倉といえば目の前にある大寺院が臨済宗円覚寺派大本山鎌倉幕府第八代執権、北条時宗の発願による創建の


円覚寺!!

円覚寺は山門↑天明年間の再建です。

円覚寺といえば上記のとおり北条時宗の発願で元寇戦没者を敵味方問わず弔ったという寺です。

境内は本山らしく、とても広い。そしてものすごい雨が降り出した。駅を降りた時にはシトシトだったのに、山門くぐったあたりからバケツをひっくり返したような雨が!!足利氏を卒論で書いたから、天罰なのか!?


大雨でしかも平日なのに結構な観光客がいるあたりが鎌倉の底力か!?



こちらは法堂。鎌倉の寺社仏閣は関東大震災で大きな損害をこうむりました。ここ円覚寺も例にもれず、昭和以降の再建というものも珍しくはありません。こちらの仏殿も昭和39年の再建。


そんななかで鎌倉時代創建の建築が残っており、国宝に指定されています。

それが↑円覚寺舎利殿


普段は一般公開されておらず、正月と虫干しの時に公開されているそうなんですが、遠目で見ても明らかに他の建物と雰囲気が違います。あそこだけなんか異様に古いですし、屋根もきれいです。激しく近寄りたかったのですが、専門道場を潜り抜けねばならず、断念。


こちらが北条時宗を祀る開基廟。

堂内に北条時宗・貞時・高時の尊像を祭っているそうなのですが、別個に拝観料がかかるため入らず。


↑方丈裏にある庭園。

京都の庭園と違って、簡素で質素です。
京都の同じ臨済宗の寺で庭園で有名な寺といえば天竜寺で、ここ円覚寺天竜寺開山の夢窓疎石と縁が深いのですが、天竜寺の庭園とは全く趣の違うものでした。いつ頃整備されたのか、調べてみないとわかりませんが、なんというか質素です。


この他にも足利家が夢窓疎石の塔所として建立した黄梅院などいくつか塔頭があり、いくつかを見て回ることができます。


円覚寺にしても他の寺でもそうですけど、鎌倉の寺は拝観料が安い!!びっくりするほどです。

京都の寺ほど公開もしていないというのが、拝観料を安くしているのでしょうけど、一日で何件も見て回る分には親切ですよね。

円覚寺の近くには明治まで女性専用縁切寺として機能していた有名な東慶寺などいくつか寺があります。今回は行きませんでしたが。



次回、またお送ります!!まだまだありますよ!!