帰りの電車の中で、ケータイをもったメスザルの集団を見た。五匹の集団である。


こんがり焼けた肌にピンクの水玉模様のワンピース、茶金色の毛髪、そして豊富に付いた脂肪。



これでまだ可愛かったら、まだなんとか許せるというものだが、そこにいたやつらはみんなオークだった。


それらが、そこそこ混んでいる電車の一部を陣取って、写真を撮っているのだ。どうやらどこかへ遊びに行った帰りらしい。



嗚呼、無情!!レ・ミゼラブル!!


一方の私達は、粉骨砕身、お国のために働いているというのに、こやつらときたら呑気に夏休みを満喫しているではないか!


そういえば、まだ夏休みだったのだ!!




嗚呼、無常!!I'm here saying nothing!!!