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本日、卒業論文口頭試問終了。
これで大学におけるすべての学術的作業は終了。
よって本学に在籍している意味もあとは卒業判定の可否を確認し、卒業することのみとなった。
試問はと言えば、まあ普通の試問でした。
一応、「第二章は面白い」「おもしろい提言がふくまれている」とのお言葉を賜り、私としては目的は果たされたと考えています。
主査のゼミの先生からは、誤字脱字の指摘から始まり、論旨のおかしいところ、私が師直について出したいくつかの仮説に対して「過大評価」との指摘をいただきました。
また、もっと実証的に詰めが出来ていれば、もっとよいものになったとも。
知るかー!!!
副査の先生からは、いろいろと重要な提言をいただきました。特に建武政権と足利尊氏の政治的行動と理念に関わる部分については、「しっかりと考えていくべき問題だ」と。
無理だー!!!
卒論を書いているときにも、足利方の方針と行動との矛盾には気が付いていたのですが、書いている余裕がなく(それを書くだけで卒論ができる)、ほったらかしにしておいたのです。
見事に突っ込まれてしまいました。やはり御大と宮様の頭脳は聡明であらせられます。改めて御見それいたしました。
最初落として、あとで持ち上げるという形を採ってくれたので、助かりました。
両先生、この場を借りて御礼申し上げます。二年間ご指導していただき、誠にありがとうございました。
加之(しかのみならずと読む)、学生論集掲載に推薦してくださるそうです。評議があるので、載るかどうかはしりませんが。
報奨金とかもらえたらいいなあ!!ターンAガンダムが買えるぜ!!
もし報奨金がもらえたら複雑な事情によりダイニングテーブルを買わねばならないことになった。
俺が汗と涙の結晶として生み出した卒論で取るかもしれない報奨金で、世帯主の欲望を満たすために新生活に必要なダイニングテーブルを買うというこの構造!!
我々は一人の英雄を失った。それは敗北を意味するのか。否、始まりなのだ!!
こういうのを取らぬ狸の皮算用というのです。
もちろん半額は出すと仰ってはいますが。