もうすぐ劇場版Ζガンダムが公開

 公式ホームページに富野由悠季のインタビューが載ってた。http://www.z-gundam.net/special/interview2.html

 かなり面白い発言なので一部引用。

反戦映画にしても、わけもわからず戦場に引き出されて死ぬほど恐い思いをした人が死んでいく……だからこういう戦争は起こしてはいけないんだという論調のものしかありません。そこにはなぜ戦争を起こすのかとか、なぜ遂行しなければならないかという視点が抜けています。戦争映画に登場する政治家や指導者たちは極めてステレオタイプで、戦争の原因についてまで踏みこむ劇構成をもった映画が少ないと思います。

 さんせーい。


 これって的確な映画批評ですね。やはりこの人は好きです。めちゃくちゃな発言も多いけど、これほど人をひきつける作品を作り続けるというのは、なかなか出来る才能じゃないと思います。


「恋人たち」という言葉だけを聞くと、若い方なら自分たちの世界だと思われるかもしれません。ですが、もしご自分が恋人の一方になったときに、ぜひ気づいていただきたいことがあります。それは、あなたの出会った彼女・彼氏の背後には、あなたの知らないもうひとつの世界があるということです。それを見通して欲しいと語りかけているのが、『Z』の物語の本質かもしれません。


 Nnnnnnn!!!なかなかいいこというじゃないですか。たまにはまともなこというのね。なんでもっとこういうまともなこといわないんだろ?


 やはりまともなことしかいえない人間は大きくなれないということだ。他人とは違うことを思いもよらない方法でやらないといけないんだな。きっと。


 文系学部に在籍中のあなた!ガンダムジョジョは必須の教養です!漫画アニメを娯楽と思うなかれ。そこには作者の意図する意図しないに関わらず現代的な問題が潜在しているのです。読むのだ!!WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!!!!!!!!!