所用で、『鎌倉遺文』補遺含め全46巻を一週間弱でめくり倒した。


いろいろな史料をめくってきたけど、全46巻を一週間弱でめくり倒すのはかなり達成感がある!!


しかしこの35000通に及ぶ古文書を一人で編纂するなんて、なんて竹内理三先生は偉いんだ!!!偉い!!偉すぎる!!
『奈良遺文』『平安遺文』を併せると全63巻になる。


黒板勝美国史大系』ですら全60巻だというのに!!


しかも鎌倉遺文の編纂は齢64を過ぎてから始めた事業で、平成8年まで掛かって全て独りで編纂したのである。


80歳過ぎてから補遺4巻をだしたわけだから、本当に健勝でかつ向学心にあふれていないとできない事業であったことを、読破してみて痛感した。並の人間のすることではない。


竹内先生の偉業には本当に頭が下がる。自ずから下がる。謹んでこれらの史料を使わせていただきます。