昨日は先生のお計らいで賀茂祭に行ってきた。

上は上賀茂神社の舞殿。


この腋にテントがあって、招待された人だけが、中に入って社頭の儀を見ることが出来る。


非常に興味深くおもしろかったね!!たちっぱなしだったので、結構疲れたのだが、観に行って良かった。


勅使が入ってきて、いろいろやるんだね。


橋殿(下の建物)に勅使が着座して、祭文を読み上げる。何を言っているか、なにも聞こえないのだが、そういうものらしい。


下は、その後に奏された東遊という踊り。ゆっくりした舞だったけど、貴族の記録などに出てくるので、現物を見られてうれしかったぜ!!


その後、走馬の儀といって、一の鳥居から二の鳥居に向けて馬が走る儀式があるのだけど、これもなかなか迫力があった。


乗っている人は、賀茂県主同族会の人たちらしく、乗尻という役職で、5月5日にやる賀茂競馬の儀にも乗る。しかも賀茂悪馬流という流派らしく、脈々と乗り継がれているのだとか。


一の鳥居から二の鳥居に向けて走り、二の鳥居の前の急カーブを左に折れていくのだけど、一頭だけそのまま二の鳥居の中に入っていった馬がいた。やっぱり人が多かったりフラッシュが焚かれたりすると馬が興奮するらしい。そうでなくても、神慮なのか?!可恐可貴。


昔は落馬することもあったらしい。馬を短距離全力で走らせるわけだから、そうなるのも致し方ないね。


ともあれ、その後は賀茂社摂社の大田社で杜若をみて、飲み会に行って帰りましたとさ。やっぱり体調よくなかったみたいで、あんまりお酒進まなかったなあ・・・


今ちょうど賀茂社関係の史料を読んでいるから、あれがあの建物か!などと一人で興奮してしまった。