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昨日一昨日と父が上洛してきた。
といっても出張でただ宿にきただけなのだが。
晩ご飯を一緒に食べて、その後夜の二時まで家で妻も交えて飲んでいた。
父によるとずいぶんと我々の将来を案じているらしい。何しろ父はあと5年もすれば定年になる。定年になれば、稼ぎも減るし、今まで通りに子供らに援助できなくなる。
しかし当の子供のうち、長男は社会人生活を早々引退し、大学院に籍を置いていて、いまだ自立したとは言えない状況なのである。
心配する気持ちはわかっていたつもりだったけど、会う度になんども同じ話を聞いてくるし、よほど心配なのだろう。
母はもう50を超えたが、ひと月休みなしで看護師をしているらしい。家にいてもやることがない無趣味だから、働いている方が性に合っているらしい。だからといって、リュウマチも患っているのだから少しは身体を労ってはどうか。だいだい酒飲みすぎ。
この年になると、こういう親の将来の心配、自分達の将来の心配でなんだか恐ろしい気持ちになることもある。
だからといって今すぐどうこう言える立場ではないので、頑張ってやっていくしかあるまい・・・