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機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) [Mobile Suit Gundam UC] 1 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2010/03/12
- メディア: Blu-ray
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こころに宇宙の津波が襲いかかってきた。
嗚呼。期待以上。期待を遙かに上回る出来。
もう何もかもがすばらしい。本当にOVBでよかった。テレビや映画では決してこの品質は出せないだろう。
映像は圧倒的な美しさ。ブルーレイだからこそ発揮される映像美。うちのテレビでは音響が普通なのが残念だけど。
ひとりで家を暗くして劇場のようにして鑑賞した。もうこの感動を誰かに伝えたくて仕方ない!!!こころが打ち震えた。
原作二巻分をすごく上手に纏めている。ダグザとかネェル・アーガマサイドの話を上手に端折って、もっとも大切なオードリーとバナージ、そしてカーディアス・ビストとの関係をすごく上手に纏めている。
ビスト家でバナージとオードリーとカーディアスが初めて会ったとき、バナージがオードリーの目を見ながら、必要としてくれというシーンがある。原作ではオードリーの感情の移り変わりをバナージの目を通した、オードリーの目の色の移り変わりで表現していく。そこらへんの作画と台詞が上手に表現されていて、原作の文章が頭の中に浮かんできた。
モビルスーツの戦闘シーンもすごくかっこよかった。恐ろしいほどのかっこよさ。ビームの火線とそれに当たってちょん切れていくモビルスーツ。ああ!!ものすごく感動した。
モビルスーツが動くときの効果音なんかもかなり工夫がしてあって、リゼルとかジェガンの駆動音やビームサーベルを抜くときの音は劇場版ゼータから採録している。クシャトリヤのファンネルが動く音やビームを発する音なんかも劇場版ゼータのキュベレイの音から採っている。
なによりも感動したのは、ユニコーンが初めて駆動したとき、RX-78にエンジンが入ったときのグニョァアンみたいな駆動音が響いて、第一歩を踏み出したときもRX-78と同じ接地音がしたことだ。原作でも旧作から色々と採っているけど、アニメでもいい意味で細かい芸が効いていて、本当に感動した。
バナージ・リンクス役の内山昂輝さん、声がばっちり合っている。バナージの年齢からするともう少し高い声でもあり得たと思うんだが、内山さんくらいの芯の太そうな、ちょっと太くて低めの声がすごくいい。プロモで聞いていたときからいいなあと思っていたけど、やっぱりいいよ。オードリーの藤村さんもいい。きゃぴきゃぴしてなくて、彼女の雰囲気に合ってる。サイアム・ビストに永井一郎を宛ててくるところもグッド。
まだ一巻しか出ていないのが残念!!
音楽映像なにもかもが凄い!!劇場版並のクオリティ。ヱヴァンゲリヲン:破に匹敵するわ。
次回も本当に期待に胸が膨らむ。次回が待ち遠しい。