天皇陛下不整脈で、ご療養に入られたとのこと。


天皇陛下も今年で75歳。過去こんなにご高齢な天皇陛下はおそらく昭和天皇くらいしかいなかったはず。院なら居たでしょうけど。


報道ステーションでご公務の様相を取り扱っていたのだけど、一年間に1000件ものご公務をお務めになられるとのこと。一日平均3件以上、10月28日からは10日間も休みなしでお務めであったとか。本当に徳の高い天皇だと存じ奉ります。


世の中の75歳の中で、こんなに働いている人は果たしてどれだけいるのか!?国会議員など特殊な人を除けば、こんなに働いている人は天皇陛下を差置いてはいないでしょ!?皇后陛下だってそれにご相伴されているわけだから、いつ倒れてもおかしくない!


議員なんかは確かにもっと高齢の人もいるでしょうけど、議員は引退できるからね。まだハードル低い。辞めようと思えば辞められる。でも天皇陛下憲法上でも皇室典範上でも生前譲位は認められていないはずだし、生まれてから崩御なさるまで天皇陛下でなくてはならないから、さぞかし大変であろうことよ。辞めようと思って辞めてしまうことは、立場上も法律上も無理に近いだろうからね。


そりゃあ前立腺ガンにもなるし、不整脈にだってなりますよ。


いっそのこと皇室典範を改正して、天皇陛下にも定年退職制度、即ち生前譲位、院政を行えるようにすることが、これからますます高齢化を迎えるであろう天皇制にとっては、玉体の安全も去ることながら、国事行為を遂行するに当たってもよいのではなかろうか?生前譲位と同時に改元すれば、新天皇の治世下になったような気もするし。


中近世の院政のように、治天の君とするのではなく、法律上でも国事行為や公務の遂行主体を天皇に残したままにして、院は静かに余勢をお過ごしになるなり、公務の量を減らすなりしてもよいのではないだろうか?国事行為は天皇がやればいいのだから。


なにはともあれ、玉体の安全を祈るばかりであります。御体御卜でも冥道供でも普賢延命供でも修すべきではなかろうか!仏教界は!