室町時代の公家の日記を読んでいる。


前近代の公家武家寺家社家が書いた日記は、後世の人に読まれることを前提として書いているから、仕事の話が主題である。


しかし人によっては、日々のことや個人的なこと、何かに怒っている様、悲しんでいる様を書き込んでいてそんな様子が垣間見られて面白い。


仕事の話と言っても、朝廷での儀式の話がほとんどで、時々評定という裁判の話が出てきたり武家同士いざこざやっててとばっちり食らっただの、そういうことも書いてある。


しかし儀式の話は理解しにくいので読んでいて辛い。理解できたら、というか当時の人間の気分になって読んだらまた違うのだろう。


病気になって治らなくて、虫所労とか書いていると何かと思うよ。饂飩みたいなの食べてる記事もあるし。日記って面白いのね。