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昨日、今日と学会で敦賀へ。学会といっても私は研究報告を聞いているだけですが。
しかし今日は古文書の見学会であった。敦賀にある西福寺という寺と敦賀市立博物館である。
西福寺は応安年間(1360年代)の建立なのだが、それ以降のおびただしいほどの中世文書・近世文書を伝えている。福井県下では随一だそうな。
今日は本当に思い出に残る日になった。
最初は並べられている物を見るだけだと思っていたのだが、なんとお寺の好意でそれ以外の文書も拝見することになったのだ。
たくさんの古文書が出され、しかもそれを手にとって見てもかまわないという。なんというデカルチャー!
おかげさまで生まれて初めて古文書なる物を手にとって眺めることができましたよ!!巻物を開いたり閉じたり。
ほとんどが翻刻されているので、翻刻も参照しながらじっくり読むことができて、本当に楽しかった!!!今年一番知的好奇心を刺激された場となった。なかなかひらがなの文書は読めなくて苦労したけど、それも練習練習!!巻物のしまい方や開き方の練習にもなった(してしまった)。
あれほど本物を目の前にしたのも初めてだし、今後もああやって手にとってさわれる古文書見学会は今後もないだろうと思われる。今回は参加して本当に意義のあるものであった。ものの扱い方や見方など大変勉強になった。
ちょうど今、京都府立総合資料館でも東寺百合文書展やってるし、こっちも絶対見に行こう!!