■
今日は一日中ガンダム無双をやってしまいました・・・
まさにうんこ生活!!なんとおぞましいことをしてしまったのだ!
嗚呼、神よ!!私を許したまえ!
そしてこのガンダム無双・・・買うにはあまりにも大きな代償を払ってしまったのです・・・
そう、これはまさに無駄遣い。我が家には無駄遣いをさせる金などありません。そこで何か対価を払わなければならないのです。
この場合、家内労働に従事するとか出稼ぎに出るとかお小遣い前借とか通常考えうることはたくさんあるのですが、何故でしょう、髪の毛を売ってしまったのは。
髪の毛!!
毛髪!!
今時髪の毛ですよ!!このご時世、困窮の余り「自分の髪を売ります」なんて人いるのかね?江戸時代じゃあるまいし・・・
要するに美容院代なんですけどね。妻から「切りたい切りたいそんな無駄な物を買うなら何かほかで減らせるものを考えろよし髪の毛だな毛を切らせろ」との勅命が下りまして、小遣い前借も考えましたが来月が苦しくなるのも目に見ていたので「はて困ったな、やはり髪の毛売るほかあるまい」ということになりました。
思い立ったが吉日とはよく言ったもんです。
さっそく斬ってもらいました。断髪式です。力士引退です。
妻が日常的に自分の髪の毛を切っているので、どうやら他人の髪の毛も切れる!と過信していたようです。ちなみに妻は洗面台の上で髪の毛を切ります。
その過信からか、切ろうと言ったの時の妻の目のギラつきを今でも忘れることができません。すき鋏をジャキジャキと鳴らしてうれしそうに私を見つめるそのまなざしからはまさに狂気がにじみ出ていたのです。その姿はさながらジャック・ザ・リッパーのようでした。
洗面台の前に新聞紙を引き、椅子に腰かけた私は合羽の代わりに新聞紙一枚を身にまとうという髪の毛に対してなんら抵抗力のないあられもない姿で、妻の笑顔を鏡越しに目にするのです。
そして妻の左の手が私の毛髪を掴み(櫛は使わない!)、右の手に握られている空き鋏がついに私の毛髪を切り落としたのです。成す術なく切られていく私の毛髪たち。
そして待つこと10分。
あんがい普通な仕上がりになりました。
襟足が少し変なことになっているけど、虎刈りとか角刈りとか頭の形が左右非対称とか前髪ぱっつんでもなかったので、心底安心しました。
妻よ、疑ってすまぬ。思っていたよりも悪くない出来上がりだ。
これを含め、3回。
ガンダム無双の対価は大きすぎたように思われます。