暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)

暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)

新年一発目の読書は乙一!!


前々から積んであったんですけど、実家に帰る道すがら読んでいたのです。


こいつはおもしれえ話だ。まず設定がおもしろい。


人殺しの容疑者アキヒロと目が見えないミチル。

警察の目から逃げていたアキヒロはミチルの家に忍び込み、奇妙な同居生活が始まるというストーリー。


そんなおかしな設定なんですけど、これが全て意味のある行動なんですよね。


最終的に一応全部の伏線を拾って結末に集約していくのだからすごいですよ。かなり暗い話なんかなあと思っていたら、結構胸の温まる話。


映画化されるそうですが、見に行きたいところです。