今日は休みでした。腹が痛かったのですが、なんか思い立って四条通を自転車で西へ行ってみよう!と企画を立てて、行ってきました。



今まで四条通は西院までしか自転車でいったことなかったんです。気になるよね。



ともかく西大路三条まで下りて、春日通があったのでそこをさらに下る。ああ、これが春日神社かと春日神社に参拝しました。確かに規模はかなり小さいけど、奈良の春日大社と変わらない様式でした。


それからさらに一路西へ。ようやく葛野大路、天神川通を過ぎてしばらくいったなあと思ったら、梅津ですよ。なんか梅津に来ると街の雰囲気が変わりますね。下町って感じです。西陣とは全然違う雰囲気ですけど。で、梅宮神社の前を通って、また西へ。


まだ桂川でねえなあと思ったら、すぐ出ましたね。桂川


でたら見えますよね、松尾大社の鳥居。ああ、松尾大社にでも久しぶりに行くか。


ほんと2年ぶりくらいですよ。京都の西を守る神様。そして酒の神様であり、秦氏に縁の深い神社、最後に尾根には古墳がたくさんあるのですよ。


今見ると結構松尾大社でも立派ですね。屋根とか大きいし。でも観光向けの変なのが目に付いたなあ。


そこでベンチに腰掛けてパンを食べていると、思い立ちました。


ここまで自転車で来たんだから、そうだ、地蔵院行こう。


地蔵院は管領細川頼之が建立した禅寺で、今では竹の寺とも言われています。南北朝時代の中期です。

近くには苔寺鈴虫寺がありました。そっちにはたくさんの人がいたんだけども、地蔵院には全然人がいない。俺だけ。


小さな総門を抜けると、高い竹の道が。さすが竹の寺。


ざあぁと竹が凪ぐ音に満たされます。


道を抜けるとこれまた小さい本堂が。昭和の再建だそうな。

中には細川頼之の木造がありましたけど、暗くて全然見えず。


本堂の左手には細川石と呼ばれる、細川頼之の墓がありました。自然石を乗せただけの至極簡素な墓です。上には立派な樫が育っていました。


本堂から右手へ行くと方丈があって、自然石で十六羅漢を見立てた枯山水庭園があります。



写真撮影不可でしたのでしませんでしたが、竹が凪ぐ音、鳥が囀る声、目の前にある苔むした庭。


ぼーっとしながらもあれこれ考えをめぐらせていました。今年一年を振り返ったり、今後のことを考えたり。



一年前には日本史に戻るといって憚らなかったわけですが、でももうやめます。自分の中で逃げ道になってしまう。


今の道を選んだのだから、これを修めるべし。自分の中で逃げ道を作ってはいけない。


日本史はもう趣味にする。俺の原点は確かに日本史にあったのかもしれない。でも今は違うのだ。そんなんじゃないのだ。生きている世界も違うし、吸っている空気も違う。


一年経ってそれに気づくのは遅い。でもやる。



こんなことを考えるために地蔵院にいったんですよね。ほんとに静かで誰も来ないような寺を見つけたぜ。


帰りにめちゃ雨に降られて困っちゃったけどね。びしょびしょになっちゃった。



また行こう。はっきり趣味っていえると帰って気が楽だ。休みはチャリでどっか行くというのは楽しいね。今度は南のほうへ行こう。



よし、仕事がんばるぞ!!!!!今年は毎月売ること!!売り続ける。コンスタントに売れるようになりたい!!