更新できない間に本を2冊ほど読んだのでメモ。

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)

城繁幸『若者はなぜ3年で辞めるのか?』

帯に「うちの会社のことがかいてある!」ってあった。


当てはまるところもあるしそうでないところもある。


要するに「成果主義」を謳っていても、実際は年功序列であって、上層にいる既得権益者たちを養うために働いているようなものだ。年功序列は、年が上がれば給料(見返り)が保障される制度。しかし成果主義の導入によってそれが崩れた。


将来報われる見通しもないのに、そんなにがんばれるわけねえだろう!!



というのが要旨だと思う。



でも解決策が微妙。自己実現みたいのに終始してしまっているような気がした。それかよ結局。


高橋秀樹『中世の家と性』


まだ読み終わってないけど。



家とその中の女性とか子どもとか性とか。


面白いのは源氏と藤原氏が結婚しても姓は変わらないということ。

今は名字だから変わるのです。お墓もそれぞれの氏の墓に埋葬されていたり。


財産も夫婦別だったり。ご飯作るのも女だけじゃなく男だったり。



そんなのを絵巻物とか公家の日記とかを題材に明らかにしていく。相変わらず日本史リブレットは面白い。


ちょっと物足りない気もするけど、というより推測多くねえか??と思ったり。



このシリーズたくさん買ったから次々と読もう。