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と、社員旅行の食事会のところはこのあたりにして、問題は観光ですよ!!
伊勢・志摩といえば、何がありますか??そうですよ、伊勢神宮ですよ!!
人生初の伊勢神宮!
おかげ参りしてきました!!ええじゃないかええじゃないか!!!
嗚呼、伊勢神宮、なんと素晴らしいのだろうか!正式な参拝順序は外宮→内宮なので、まずは外宮へ。最近はあんまり外宮へ参る人はいないらしい。
外宮は確かにちょっとひっそりしていたけど、鳥居をくぐった瞬間空気が変わったんですよ。きわめて清浄で清純な空気が流れている。砂利と太い杉並木を歩いていくと、見えてきました。
外宮の正殿(しょうでん)。ここの垣内を入ると参拝できます。
今年で式年遷宮してから15年。次回の式年遷宮は平成25年らしい。
非常に簡素なつくりで、白木の建物に茅葺の千木と鰹木が乗った切妻屋根。
神宮の本殿に相当する建物は見ることはできないけども、それを囲む垣内の建物を見るにつけ非常に洗練された美を感じました。ご祭神は豊受大神で、産業を司る神だそうです。
外宮を出て次に向かうは、内宮。
五十鈴川の前に、一の鳥居。鳥居をくぐって橋を渡れば、そこはもう内宮です。
こっちも同じように鳥居をくぐって、川を渡るとピンと張り詰めたような空気が。
昨日の夜中に騒いで穢れた心と身体が洗われるようです。
神域には五十鈴川が流れており、その冷たい流れに手を浸すと穢れが落ちていくような気分です。
内宮正殿。この石段を登ると拝殿になっています。
こちらも作りは至って簡素。千木の形とか屋根の葺き方が微妙に違うのと、敷地に傾斜がかかってるんです。
所々に私の両手を広げたより大きい木々があって、歴史の深さを感じました。原生林がそのまま残ってるんですね。
祭神は、ご存知天照皇大神。
我が朝の祖先を祭っていると思うとなんだか不思議な気分になりました。
とかくこの伊勢神宮、規模も今まで行った神社では最高だし、その雰囲気も他の神社とは比較にならないくらい清らかなものを感じました。まさに神聖なる土地です。
そしてなぜか色とりどりの鶏が。リアル若冲。
その後は、お昼ご飯でおかげ横丁へ行って、伊勢うどんを食べてきました。
ふとめの麺に、よくわからないけど生醤油のような色のつゆが入っているんだけど、味はそんなに濃くなくて、おいしかったです。
おかげ横丁でもだんごを食べたり、煙管でたばこをすったりと江戸時代を満喫してしまいました。
時がのんびり流れていて、とてもゆったりまったりしたような・・・
伊勢、とてもよいところでした。なにより伊勢神宮の素晴らしさに打ちのめされました。
行くだけで、現世の穢れを祓い、また自分の小ささを思い知らされるような、そのような清らかな潔い空気に触れることができる素晴らしいところです。
さすが日本国無双の神宮。天下無双とは正に伊勢神宮のためにあるような言葉です。
日本史をやっていたら一度はいっておくべき場所だと、確信しました。
日本人ならあの清浄さに打ちのめされることでしょう。
社員旅行の目的は達せられました。
畏み畏み奉る。