オーデュボンの祈り (新潮文庫)

オーデュボンの祈り (新潮文庫)


一言で言えば、シュールな小説。


ひょんなことから誰にも知られていない島へ迷い込んだ主人公。そこは国交が一切無く、しゃべるカカシがいた・・・!?


という具合なんですが、きちんと組み立てられていて、ここでこの話がつながるのか!?という鮮やかさにも驚かされたり。


オレは桜が好きだなあ。すごくいい。考え方は頷けることが多い。


城山怖い!!その城山サイドストーリーがあんなふうに繋がるなんて・・・嗚呼、今思い返せば、確かにすごい話だったな。というよりいい話だった。


シュールなんだけど、在りそうな話。こんなシュールでいい話を読んだのは久しぶりだわ。