近頃shimotukeに流行るもの。夜討、強盗、贋綸旨。


 ではありませんが、卒論を前にしてですね、よく思うのですよ。


 賢くなりたい


 もっと賢くなりたい


 流行ってますねぇ…私の中で。

  • 本や参考文献、史料など情報媒体を理解する力
  • それらをまとめて「知識」として自身の中に染み渡らせる力
  • 「知識」をきちんとした形で文章(出力する媒体)にする力


 さしあたってこういうことを身につけたいなあと。他にも日常生活においても賢い人間になりたいですが。時間の使い方とか…


 本を読んでると、中身を理解できていないようなときがしばしばあります。理解できているつもりになってることも多分ある。


 理解できてると考えていたとしても、しかるべき形に成すことができないときなんかは、ああやっぱりダメだなあと。



 私の身近には、そういう意味で尊敬すべき人がいます。

 なにを隠そう世帯主ですよ。今でこそ慣れましたけど、最初世帯主の邸宅にお邪魔したときは、本の多さにまずびっくりしました。読書量がすげえ!!


 話してみると、一見物凄い!ことを言っているように聞こえるんですけど、よくよく吟味してみると納得させられてしまうことが多々ありました。あります。あるでしょう。なんか話に妙な説得力があるんですよね。知識量に留まらない「妙」があるような気がします。


 手前味噌な話でして、褒めているつもりはありませんが、世帯主と話していると「こういうふうに妙に説得力を持った話し方できんもんかな」とよく思うんです。なおかつ「やっぱ足りてないなあ…」とか。


 それゆえに世帯主は苦労が絶えないようですが…


 兎角、もっと賢く、聡明な人間になりたいです。でも頭でっかちになっちゃったら意味無いですね。


 今のところ読書にもっぱら頼ってます。読書はいいですよ。うん。身体を動かすことも大切ですね。散歩するだけで、ふとそう思うことがあります。井上雄彦もそのようなことを仰っていました。




 余談ですが、最近○○力って流行ってますよね?脳力とか。


 ああいう言い方って、嫌いです。そもそも○○力って、測れないじゃん。いろいろテストの方法はあるみたいですが…テストも方法が違えば結果は変わります。


 人間の力って体力ならともかく、目に見えない力って純粋には測れないと思うわけですよ。測るということは、明確な基準があって、それに対してプラスマイナスで判断するわけですから。


 ドラクエみたいに「ちから」「すばやさ」「たいりょく」「みのまもり」「かしこさ」「うんのよさ」みたいなパラメータに簡単に出来るもんじゃないし、できたならできたで、それは人の差別化をより進行させるだけだと。


 ドラクエなんてそのまんまですよ。パラメータが低ければ、そのキャラは使わない。だって弱いもん。必要ないし。トルネコとか。勇者とライアンとアリーナとクリフトがいればいいんですよ。ゲームクリアには。


 人には良し悪しがあるんだから、パラメータのように簡単にいくもんじゃないと思うんですけどね。