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- 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 発売日: 2004/04/23
- メディア: DVD
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本当に久しぶりにまともな映画を見ました。海の上のピアニスト。
よかったですね。この映画。面白かったというよりよかった。じんわりと来る感動物です。ワンワンなくとかそういう類のものでは無いように思う。
主人公は文字通り海の上のピアニスト。この人、ピアノの天才。すごく上手。勝手に音楽作り出しちゃうくらい。
でも中身は幼い、というよりイノセンス―それはいのちっていう感じ。純真で純粋で無垢な少年のまま、身体だけ大人になった天才ピアニスト。
そしてなにより好いのが、音楽。そりゃそうだ。ピアニストの映画なんだから。でも音楽がすごく生きてて、シーンにすごくマッチしてる。世帯主が好きだといったのも十分うなずける内容でした。
たまたまサントラを借りてきていたので、今聞いています。やっぱいいですな。そもそもピアノの音がいいよ。
ピアノの鍵盤は88と決まっている。でも引く人が無限なんだ。
そんなことを劇中でしゃべってました。そんなにピアノは聞きませんが、グッと来るものがありますた。
久々にまともな映画見たから、すこし「まともな感性度」が上昇したような気がします。その前までずっとガンダムZZみてたからなあ。あれはあれで非常に深く考えさせられるものですが。
人は生きる限り、独りだよ。
ラスボスキャラの台詞なんですけどね。なんかこの一言がそのキャラの人生を物語っているようで、淋しい気分にさせてくれます。
せっかくまともになったと思ったのに……また元に戻っちまった……