■
先週の金曜から今日までれきけん&実家の用事で東下していた。
その時初めて東京大学史料編纂所に行ってきた。
東大の赤門を入ってすぐ左手。
結構レトロな建物!!でもなかは、近代化が進んでいて、トイレとかめちゃきれい!!
前から本当にたくさん史料があって、未翻刻のものがものすごくたくさんあるということを聞いていたのだが、行って見て実感した。
開架においてある影写本だけでも、相当翻刻されていない本があった。これで閉架のものや貴重書を含めるとどんだけこの世に共有されていない史料があるんだ!!
いやあ奥が深いですなあ。
という驚きと同時に、東大関係者・東大生はなんて有利な環境にいるのだ!!畜生!!!その次に有利なのが京大だね。あそこはあそこで影写本たくさんもっているし、東大にないものも持っているが、それでも東大と京大では相当史料の所蔵量に差がある。
こういう連中と戦わなければならないのだ!我々は!!なんと不利なのだ。しかも向こうはほとんど相手にしてないし。
がんばろう、それ以外の大学!!
あ、れきけんは楽しかったです。勉強になりました。
ちなみに東大の近くにあった吉川弘文館。
■
黄金週間でしたねえ。
もう終わるけど。今日は特に快晴で、本当にどこかに行きたかった。
今年の黄金週間はやることが多くて、三日間とも学校に行っていた。週末も学校にいるだろう。
ゼミの報告はあるし、学振はかかねばならないし・・・
それでも、3日には神護寺の虫干し展覧会に行ってきたし、鎮西から上洛してきた友達とその彼女ともあった。
展覧会は、かの有名な伝源頼朝像や伝平重盛像がでていた。実物は思ったよりも大きかった。特に伝源頼朝像はかなりきちんと保存されていて、着色や配色が綺麗に残っていた。とても精悍な顔立ちであった。
近年、前者が足利直義、後者が足利尊氏と言われている。前者は直義にも見えたし、頼朝にもみえるんだが、後者はもう尊氏にみえて仕方なかった。何しろタレ目なんだもん。このタレ目具合は歴代の足利将軍家の特徴で、義満の絵とかみてもそうだし。
他にも、国宝や重文の古文書がたくさんでてたし、荘園絵図とかも出てて、見応えはあったなあ。来年また違うものがでているのなら、行ってみたいところではある。
鎮西の人たちは、久しぶりなんだけど、あまり久しぶりな感じがしないなあ。でも黄金週間にアベックで旅行とは!!しかも京都とか!!もけけけっっっkいいなあ。おれも遠くへ行きたかったなあ。なんか初々しい感じがしたっちゃ!!
今年はもう既に無理だし、来年も学振取れなければ無理だなあ・・・この時期は必死こいて準備しないといけないし。
とかなんとか、最近は何を見ても隣の芝が青く見える状態だし、とかくテンションが上がらない!!隣の客はよく柿食う客だ。
もうダミッポス2世だわ。
トランザム使ったら、すぐに学振書けるかなあ・・・書き終わる前に効果切れるな・・・
とにかく気持ちがネガティブキャンペーンになりがち。どうやって気持ちを上げていこう・・・?
研究が目的で学振が欲しいのか、学振が欲しくて研究してるのかわからなくなってきた。
当然前者なんだけどね。