昨日はレポートも全部提出したので、昼間から出かけて休みにした。


昼は修論のお礼参ということで、足利家ゆかりの嵯峨嵐山にある宝筐院に行ってきた。


創建は古いらしいが、有名なのは足利義詮楠木正行の墓があるということ。写真は全部紅葉なので、今は葉がなく寂しい限りだけど、秋は相当綺麗だろうなあ。


本堂以下建物はすべての明治以降の再建。幕末に一度廃寺になったらしい。



左が足利義詮の墓で、右がその敵であった楠木正行の墓。


一応どっちもそれなりに古そう。義詮の墓は等持院にある父尊氏の墓よりも大きかった。ちゃんと整備されているもよう。


これが、宝筐院にあった謎のオブジェ。ワケワカメ。




それで宝筐院に行っだだけで帰るのも癪だったのでついでに二尊院に行ってきた。今は天台宗だが、どうももとは浄土宗だったようだ。親鸞直筆の署名が入った文書とか天皇の書跡が展示してあった。本物にしては、直射日光あたりまくりのところにおいてあったので、たぶん精巧に出来た偽物だろう。そうであってほしい。


ここは、建物が永正年間の再建なんだが、どういうわけか二条家鷹司家・三条西家・四条家・角倉家の墓が裏山一面にあって、近世以降の墓がずらりと並び壮観。


写真はそのなかでも目立っていた二条家にあった墳墓のようなもの。でもこれは小石をコンクリートかなにかで積み上げて固めたものだから、墳墓とは言い難いかも。これと同じのが四条家にもあった。近代以降の墓だろうなあ。こういうのなんていうんだろう?

とまあ、面白かったです。めちゃめちゃ歩いたし。