今日は先生方とサントリーの麦酒工場とウイスキー工場に行ってきた。


ただ、本当に行ってきた。そしてひたすら日の高い内から酒を飲んだ。


史跡の見学は申し訳程度。


しかし、ただひたすらビールを飲んだりウイスキーを飲んだりするのは楽しいものである。非常によい。


麦酒工場は全然動いてなかったのが悲しかったが、ウイスキー工場は真夏でも稼働していて蒸留していた。人もずいぶんたくさんいて、こんなに人がいたところをみたことない。


麦酒工場では動いてなかったが、ホップの固まりの臭いをかがせてもらったりして結構楽しかった。ホップの固まりは胡椒ときつめのハーブを足したかのような香り。単体では厳しいけど、これがあの麦酒の芳醇な香りに生まれ変わるのかと思うと感動。


ウイスキー工場では、山崎蒸留所オリジナルのハイボールタンブラーを購入した。なんとウイスキー工場では、このハイボールタンブラーは終売してしまうそうなのだ!お店に置いてある分だけといわれて、どうして買わずにはおれようか!!高かったけど、買ってしまった。しっかりしたつくりだし、かっこいい。


それに蒸留所限定で売っていた樽出し原酒もちょっと前に終売していたようである!!


ハイボール人気でウイスキー需要が伸びた所為である。まさにうれしい悲鳴である。俺もうれしい!!


この前父に買って送った樽出し原酒が今のところ最期となっている。


それはともかく、付設のお店で飲んだ、響17年のスモーキー原酒と山崎18年、これが非常に美味しい。


とくに響のほうは、響だけを飲んでいてはほとんど気が付かないフレーバーである。響自体にスモーキーさはほとんどないといってよい。でもお店のお姉さんがいうには、これがないと響にならないそうである。いわば隠し味。

実際スモーキーだといっても、ほかのスモーキーウイスキーと違って控えめで、ウイスキー自体にもふくよかさがある。


山崎18年は、なんかもうよくわからんけどうまい。12年よりもずっとふくよかだし、薫り高い。


先生に少し貰った山崎12年のホワイトオーク樽原酒は、山崎の表の顔というような味だった。山崎12年を飲んだときに最初に感じる味である。一番表に出ているような気がする味であった。



いずれにしても、今日また、少しだけウイスキーについて賢くなった。