長谷川等伯展に行ってきた!!


ようやく行けたよ!


思っていたよりも水墨画がよくて感動したぜ!!


他のは時間もなくてあまりゆっくりできなかったのだけど、等伯水墨画の実力に圧倒された!


国宝「松林図屏風」は言うに及ばない。しかしこれは本当にすごかった。半端じゃなかった。墨の濃淡だけで、松に霧がかかったかのような感覚を見せる。解説に、髪や衣服が濡れそうなほどの濃い霧がかかっているようにみえると書いてあったのだけど、粋で乙な解説だね。


それだけじゃなく、「竹鶴図屏風」がすごかった。これの竹の描き方が。


かなりはっきりとした墨のコントラストが出ていて、すばらしい!他の竹を描いた画家の図よりも墨の濃淡がよい。竹の葉っぱの一部分だけが、黒く飛び出ていて、落ち葉だけが黒く浮き上がっている。


「竹虎図屏風」の竹もよい。虎の毛の描き方やしましまの描き方も独特。やっぱり他の画家とは違うね。



あとはやっぱり「枯木猿猴図」も猿が可愛かったね!猿の毛の一本一本の描き方がふんわりしてる。表情もかわいらしくてグッド!!



これだけを見られただけでもよかった!!今後大きな展覧会は没後450年とかだろうし、いっといてよかったよかった!!