先ほど授業で能を舞ってきた。


そういう授業があるのだが、非常に面白かった。


すり足の仕方、手の構え方、扇の持ち方など基礎から始まり、とりあえず練習曲みたいなものを一曲、型だけ行った。


当然ながら空手とは違ってゆったりなのだが、このゆったりが難しい。一定程度そういう筋肉がついていないととても無理だ。


型があるということは、その動きには一つ一つ意味があるわけで、これを覚えればもっと能を楽しく見ることが出来る。


今日だけでも左右(さゆう)とかウチコミとかいう型を教わった。構えという基本的な立ち方など。


左右・ウチコミは終りの時にやる型で、左から始まっている。左から始まるのは、神様に捧ぐという意味があるそうだ。神社で神官が幣を左右左右左に振るのはその意味があるらしい。足も左から動かすことが多いらしい。


次回は能田村を見た後、面を付けたり衣装を着たりするらしい。いやあそれも如何に如何に楽しみである。