妻がこのところ美容と健康のために市内にある「ナルト研究所」に通っている。


怪しさでは市内一と言えるこのお店、知り合いの全身からエロスが吹き出している人から勧められたらしい。


本当に効果があるのか疑わしかったので、そう聞いたところ、「私を見てくれれば」と言われたらしい。


まさに伊藤一刀斎の「儂になれ」状態である。


秘孔やらを突いたり、ギシギシ整体のようなことをやったりするらしい。


しかし前回妻が初めて行ったとき、いろいろの秘孔を突いたらしいのだが、どうもそれは効いていなかったらしい。


先生は原因が分からず、師匠に相談したりして、ひと月ほど悩んでいたそうだ。


しかし、なんと原因がわかったのだ!!


なんと妻はあの聖帝サウザーだったのだ!!!



そう、前回秘孔を突いても効かなかったのではない!!なぜなら秘孔を突いていなかったのだから!!


常人では考えられぬ、秘孔の位置が左右逆の身体!!!




愛などいらぬ!!!


退かぬ!!媚びぬ!!省みぬ!!!



世界で唯一、ラオウを恐れさせた男!!




まあ、それもこれも本当に秘孔があればの話なんだが、この聖帝サウザー様には夢があるッ!!!


この方が夢が在っていい!!



先生に言わせると本当に珍しい体質らしい。そりゃそうだろうなあ。


今回はきちんと秘孔を突けたらしいのだが、今のところ目立った効果は出ていないそうである。



まあ、なにはともあれ、美しく健康になってくれればいいです。めちゃめちゃ高いわけでもないし。



妻の墓は聖帝十字陵にしなくてはならないなあ・・・


どっかの町を征服して住民を奴隷にして建立しないといけないなあ・・・