■
機動戦士ガンダムUC (9) 虹の彼方に (上) (角川コミックス・エース 189-11)
- 作者: 福井晴敏
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/08/26
- メディア: コミック
- 購入: 12人 クリック: 48回
- この商品を含むブログ (87件) を見る
機動戦士ガンダムUC (10) 虹の彼方に (下) (角川コミックス・エース 189-12)
- 作者: 福井晴敏
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/08/26
- メディア: コミック
- 購入: 13人 クリック: 71回
- この商品を含むブログ (88件) を見る
ついに終わった。足かけ3年以上は掛かったであろうか?
物語の中ではひと月が経過しただけであったが。
以下、ネタバレ。
ホビージャパン誌上やガンダムエース誌上でこれらの話がされるたびに、敢えて無視し続け、ようやく事ここに至ったのである。
「ラプラスの箱」もおそらくあれ以上ないものだろう。登場人物も「え?」みたいな反応だったし、実際ミネバがあれこれしゃべったとしても、変わらないいのだろう。歴史がそれを証明している。
でも、超強力兵器だとか、福井お得意の毒ガスとかじゃなかったから、一番いい形だったのではないだろうか?
30周年にして、完結し、宇宙世紀ものに戻ってくるなんて、なかなかすごいじゃないか。
いろいろネオ・ジオンのモビルスーツも出てきたし、そういう意味でも読んでいて楽しい最終巻であった。
コロニーレーザーの直撃おも防ぎきるフルサイコフレームとバナージ・リンクスのニュータイプ能力。
バナージってそんなに強いニュータイプだったとはあんまり感じなかったけど、ニューガンダムとサザビーに実装されたサイコフレームだけでもアクシズを地球から引き離す能力があるんだから、ユニコーンとバンシィとあまったサイコフレームがあれば、コロニーレーザーの直撃くらいなんてことないさ!!
バナージも危うくカミーユになっちゃうところだったけど、元に戻ってきて良かったよ。
ターンAの結末はそれはそれはひどい結末だったし、今でもあの小説はトラウマになってるから、とりあえずバナージが元に戻ってきて良かった!!
結果的に宇宙世紀ものを見ていない人にはかなり難易度高い作品になってしまったと思うけど、ファン心理を細かいところまでくすぐる仕掛けも結構多くて、最終巻にガ・ゾウムとかズサが出てきたときは感動しましたよ。
激しいファンネル戦もなかったから映像的にもよいものになるでしょう。
期待がいやでもふくらみますな、OBA!!