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- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 潮出版社
- 発売日: 2000/04/01
- メディア: 文庫
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子供に読ませたい漫画NO.1に躍り出た!!!
それほどまでにすばらしい漫画。仏教文化圏で良かった。日本に生まれて良かった。
ブッダの教えって日本に伝わった頃には、ブッダ涅槃後一千年も経ってるから、いろいろ余計な物が付いてしまっているのね。
手塚治虫の描くブッダはエッセンスを凝縮させているような気がした。
死を恐れるな。
因果応報。
生老病死。
諸行無常。
輪廻転生。
仏教とはかくも単純な物であったか。人間の平等というものを生老病死から説く。
西洋近代の安っぽい民主主義とは格が違う!!
日本中世は基本的に神仏が人びとを規律していたと言っても過言ではないが、その内の仏の原始の姿はおそらくこのようなものであったのだろう。
俺はお経を読む訓練をしてこなかったから仏教研究が出来るとはとても思えないけど、仏教は理解したい。神道も。
なにはともあれ、この漫画は一家に一冊!!日本人なら持つべき漫画ですな。