今日は前の会社でお世話になった方の結婚式だった。


結婚自体はずいぶん前にしてて、お子さんもいらっしゃる方だったけど、紆余曲折右往左往断崖絶壁今何処なことがありながらもここにきて晴れて結婚式を挙げることになって、招待してくださったわけである。


わずか半年くらいしか一緒に仕事はしていないのだけど、本当にいろいろお世話になりまして、大変おめでたい。本当に久しぶりにお会いしたけど、元気そうで何よりでございました。



式自体は、レストランウエディングで畏まった形ではなく、スピーチが少しくあったり、手紙を読んだり歓談の時間がとにかく長い和気藹々な楽しい結婚式であった。


自分自身の結婚式はやったのだが、人の結婚式に出るというのは何しろ初めてだったから期待と緊張していたのだが、思いの外楽しく過ごすこともできた。

結婚式というと高砂ドカーンみたいなイメージだったけど、今日のは手作り感あふれる式で、あちこちに新婦が好きなのか蝶々があしらってあったり、手作りのお菓子などもあり、何よりもまず料理がとにかくおいしかった。何食ってもうまかった。


新郎新婦とお子もばっちり決まっていた。新郎はやっぱりイケメソだったし、お子はコナンか小林少年みたいだったし(蝶々をあしらったハンチングがGood!!)、新婦も手作りのドレスで(服飾関係目指している。ドレスもかわいい)かわいらしくって、まるで妖精のようであった(本人は小さい頃に妖精が見えたらしい)。否、妖精であった。妖精そのものであった。

とてもいい式で、自分たちが結婚した時のことを思い出した。


新婦は「今までは友達夫婦、友達親子みたいだったけど、今日やっと結婚した実感が湧いてきました。これからは親子三人で温かい家庭を作っていきたいです」と仰っていた。私は妙に感動してしまった。そうだ。新しい出発点なのだ。結婚とはそういうものなのだ。


自分たちも結婚式挙げるまでは、紙切れ一枚のことだと思っていた。だけど、やはりそうではなかったんだな。みんなの前で婚姻を誓うということは、すごく重いことで、結婚というものが儀式を行うことによって自分たちだけのことでは無くなった瞬間だったのである。


今、仕事辞めて研究者目指して日夜図書館にこもってるけど、新郎見てたら俺もまだまだだなと感じたわけです。新郎は本当にすごいお方であります。いろんな人の支えがあって、縁があって今こうしていることができるのだと。


結婚式というおめでたくて新しい縁が生まれる場所に行ってみて、改めてそう思った一日だった。口内炎に負けている場合じゃない!!


何はともあれ、新郎新婦新息、ご結婚おめでとうございます!!いつまでもいつまでもお幸せに!!