鹿男あをによし

鹿男あをによし

今話題のドラマ、鹿男あをによしの原作です。


この他にも『鴨川ホルモー』などなど著名な作品を書かれている方ですね。


話はドラマを見ている方はご存じでしょうが、簡単におさらいします。

しがない大学院生であった主人公は、半ば追い出されるように研究室を出て、見ず知らずの土地である奈良の女子高に赴任することになる。ある日突然鹿に話しかけられた主人公は、いきなり日本の危機を救うことになってしまう・・・



といういわゆるセカイ系の話です。


これがまた結構おもしろいんですよね。原作とドラマでは話が少し違います。配役を変えていたりしますし、トリックの説明が違ったり。


原作もいいですけど、ドラマのほうが面白いように思います。


そして森見登美彦と比較されているようですが、万城目さんのほうは森見さんと違って平坦なといいますか、飾りっけのない文章ですね。森見さんのは結構アクがあるように思いますが、どちらも面白いです。


ただ奈良が舞台なんだったら、関西弁にしてほしかったなあ。