刀語 第十二話 炎刀・銃 (エントウ・ジュウ) (講談社BOX)

刀語 第十二話 炎刀・銃 (エントウ・ジュウ) (講談社BOX)

西尾維新刀語 第十巻 炎刀銃』

長かった一年に及ぶ旅も終りを告げました。

西尾維新先生、お疲れ様でした!!!そしてありがとうッ!!!


戯言シリーズでは結局みんな生き残ったけど、今回はまさか巻頭でとがめがあんなことになるなんて・・・嗚呼!!


それにしても七花強かったなあ。集めた刀全部ぶっ壊しちゃうし、しかもあっさり壊れちゃうし。絶対折れない絶刀「鉋」もあっさり。



最終的にとがめと対立していた否定姫とくっつくのをみて、グエン・サード・ラインフォードとメリーベルを思い出してしまったのは俺だけだろうか。それだけ俺にとっては意外な取り合わせだったのだけど・・・

でもとがめの遺志を継いで?地図を作って全国行脚をするというのはなんかいいじゃねえか。

「あと、一回だけとがめの命令を聞いてやってもいいのかもしれないな」
「好きに生きてみようかな――ってさ」


ぬーーーーんん!!


四季崎記紀と鑢一根から始まった歴史の改ざんは、飛騨鷹比等と奇策士とがめを途中にはさみながら、最終的に否定姫と鑢七花につながったんだね。この百年後にはどうなるんだろうか。変わっているのだろうか。




今気づいたけど、西尾維新って戯言シリーズでもそうだけど、髪の毛の色に特別な思い入れがあるのだろうか。戯言シリーズでは、青、橙、赤。青は最終的に薄くなってしまったけど。

今回は銀色と金色。


ポケモンか!?


与謝野晶子か!?



髪の毛ってその人を象徴的に表すものなのかな。赤は激しい色だし、橙は温かみのある色、青は冷たいけど透き通っていて深い何かを思わせる色。銀と金は並ぶ色。お互いがお互いをひきたてるような色。


次回作に非常に期待が持てますな!!お願いします、先生!!