やっぱおもしろいなあ!!


斉藤道三って今までそんなに注目していなかった武将だけど、これを読んでそこそこに株が上がりました。美濃国は確かに重要です。


司馬遼太郎司馬史観を持っているといわれているけど、読んでみるとなんとなくわかる気がした。特に何がというわけではないのだが。歴史を観る眼が、あたりまえだけど、史家とは違う。


当時の背景の描写には、思わずうなずきたくなるところがたくさんある。特に守護観。その国における国主守護を観る眼。


美濃国は足利幕府草創以来、土岐氏が守護を務めてきた国であり、斉藤道三の時代に至るまで約200年その地位にあった一族。源氏
の血をひいており、美濃源氏の正嫡とも呼ばれるほど、地方では由緒ある家柄。


この時代になるとほぼ貴族化してしまっているのだが、それでも国中では守護を尊ぶ観念が強いそうである。



ほんとかなと思いつつも、守護ってそういう存在なのかと思いたくなってしまった。


地下から見た守護ってどういう存在なんだろう??そんな疑問が思わず湧いたよ。これって先行研究あるのかな??史料あるのかな?気になるな?どうしようかな?