稲盛和夫『生き方』

面白かった。

当たり前のことが書いてあったけど、改めて当たり前のことが大切なんだと気づきました。


ちょっと今日は遅くなってしまったので、改めて明日書いてみます。

この本にはいろいろなメッセージが織り込まれていますが、個人的に意外で且つ、面白かったので紹介します。


稲盛和夫氏は得度しています。だからこの本にも仏教思想がたくさんでてくるのですが、特に気に入ったのが、釈迦が説く、六波羅蜜です。

  1. 布施・・世のため人のために尽くす利他の心をもつこと。
  2. 持戒・・煩悩・欲望を抑制すること。
  3. 精進・・何事にも一所懸命取り組むこと。
  4. 忍辱・・苦難に負けず、耐え忍ぶこと。
  5. 禅定・・心を静め、精神を集中させること。
  6. 智慧・・以上五つを修めることで、悟りの境地に至ること。


最後のひとつはともかくとして、残りの五つはとても大切なことだと思います。これを実践したら??といっています。


働く意味や生きる意味。



考えても解らない場合は、只管打ち込め。まさに只管打座です。



是すべて仏道の精神也。