最近、人文科学と人間存在の間に隔たりを感じるようになった。


仮にも人文科学を学んだ者として社会に出てみた。


人文科学は人という存在を考察の対象にしており、人間の行動や来歴などを明らかにすることが研究の目的だ。


だけど、人の気持ちってのはわからんものだなというのを最近強く実感するのです。人の気持ちを理解することの大切さ。


やっぱり学問だと人間って一定程度記号的な見方になってしまうのかな?経済学なんかはそういうふうに人間を捉えるらしいけど。


人文科学は人のあれこれを明らかにするはずの学問なのに、それをやってきた人間やそれに今携わっている人間は、人との関わり方ができていないんじゃないだろうか?


「人」の見方がだいぶ違うんだろう。



この人文科学と人間存在との狭間はもっと実感を持って考えてみたいテーマです。というより今一定の回答を出せないのでもっときちんと考えてみたいと思います。


それが今の自分の課題を解決するための、気持ちの上での、ひとつの回答になるかもしれません。