今日は高槻でバイトでした。朝から晩まで、ビラ配り。


疲れたー


バイトのとき、いろんな人に話しかけられました。

「よろしくお願いしまーす!」と私はビラを配ってると、ひとりの翁が私の顔をじっと見つめている。私は、不審に思いつつも、眼が離せなかった。

「・・・あんた、わしの息子と同い年や」

 この人はなにを言っているんだろう。仕立てのいい服を着ているなあ。飄々としているけど足取りも語りもしっかりとしてる。

「わし80前」

 老人は笑顔で私に話しかけてくる。どう答えればいいのだろう。というよりも「80前」とはどういうことだ。80前だったら、私は何歳に見えるのだろうか。

 と考えているうちに老人はエスカレーターを上がっていった。

 俺って何歳に見えるの!?ってかいつの子供よ!?ってかあんたなにもの?

「よろしくお願いしまーす」と私はビラを配っていた。

 混んできたなあ。もう4時だし。みんな帰ってくるころだよな。それにしても寒いなあ。

 ビラを配っていると、ひとりのおじさんが「あ、朝これいただきましたよ!」と言ってきた。

「すいません!!」
「ってかあんたまだ配ってんの?!朝もここにいたやろ!?」
「はい、バイトなんで」
「大変やな!キツイなあ!」
「はあ・・・」
「がんばってな!」

 後ろから女子中学生が付いてくる。

「センセ、なに?」
「あーこれなあ・・・・・・」

どうやら学校の先生だったようだ。学校の先生は一日中外に立ってビラ配ったりしないだろうから、そんなことをいったんだろう。

極めつけはこれ。

「よろしくお願いしまーす」と私はビラを配っていた。

 たくさんの人が流れてきた。渡さねば。チャンスだ。と思ったら、目線の下に女子小学生が二人いる。ん?なんだ。
 小学生は手を上げて私を見ている。ん?欲しいのか?

「ありがとう」と言って、ビラを渡した。

 小学生は手を振っている。もう一人の小学生を呼び寄せたのだ。

「ありがとう」と言って、ビラを渡した。

「ありがとう」と返事をくれた。

「ありがとう」ともう一度言った。

「がんばりや!」と小学生に言われた。

なんかうれしくなりました。小学生に励まされて。


明日もバイト。明日はなにをするんだろう?


ってか試問・・・まあいいのです。試問のほうが後に決まったんだい!