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そういえば、今日は奈良に行ってきました。蔵見学会だったんですが、奈良に行ったついでに、東大寺・興福寺・春日大社に行ってきました!!東大寺は9年ぶり、興福寺は1年ぶり、春日大社は初です。
この年になって行く、あるいは大学で歴史を学んでから行く東大寺は、格別の荘厳が備わっているのを感じました。わびさび、というのは京都ならではですね。
奈良はそういうのではなく、荘厳。
大仏にしても大仏殿にしても、圧巻というほかなし!!大仏殿の木の組み方のすごいことすごいこと。
大仏の大きさにしても、あの目で見られて己の小ささを知りました。南大門の仁王像にしても、たくさん見てきた仏像の中でも、あの仏像がもっとも高い評価を得るというのは、至極当然のことと思わされてしまいました。
あの雄々しい筋肉とその動き、衣紋の力強い流れ、曇りの日ということもあって、抜群の光陰の加減によってますます完璧に見えてしまいました。さすが慶派というところですね。
春日大社は上賀茂神社みたいな感じです。あそこも中世以降式年遷宮をやっているらしくて、そのせいもあってか建物がやたら新しく感じられました。
しかし春日も藤原氏の氏神ということを踏まえたり、たくさんあった灯篭なんかを見ると、信仰の深さを感じました。